久々に美術館に行ってきたような気がします。
場所は木場にある東京都現代美術館。木場駅からバスが出ているらしいのですが、天気のいい日は木場公園をゆっくり歩きながら行くのがオススメです。
歩いていくと15分〜20分ぐらいかかりますが、ほどよく疲れてきたあたりで巨大なガラス張りの建物が見えてきます。およそ美術館らしからぬ外見ですが(一般的な美術館の外観ってどんなんだろう……?)それが東京都現代美術館です。
中に入ると巨大なエントランスが待ち構えています。
縦に長いそのエントランスは軽くリレーができそうな長さで、期間によってはここにも一部展示があったりもするようです。
最大の特徴は企画展示室と常設展示室がつながってないことで、しかも別料金です(企画展時のチケットと一緒に買うと割引はあるようです)。
常設展というと企画展のオマケみたいに見られることが多いようなので、これはいい試みだと思います。興味がない人は見なくても済むわけですし。
他にもレストラン、カフェテリア、映像展示室、図書館と中身はかなり充実しています。
企画展示室の順路もかなり特徴的です。
基本的には一方通行型なのですが、吹き抜けがあって下にある展示を見ることができたりとか、展示室の外にあるエスカレーターに普通に順路がつながってたりとか、何が出てくるかわからない楽しさがそこにはあるような気がします。
美術館の説明が長々と続いてしまいましたが、展示の内容も面白かったです。
ここの美術館でなければできないのではないかと思えるような(実際にはそんなことはないんでしょうが)展示がいくつもあったので思わず入れ物の説明が多くなってしまいました。
万人受けするものではないと思いますが、私はこういう芸風もありだと思います。
中身の説明はこれだけ。
文責:柚木千夜